基板FAQ ~なんかへんだぞこの基板~
- 写真右側のように部品穴にレジストが入り込んでしまっている。
このような状態の部品穴に部品を装着すると、部品浮きとなってしまうことがあります。通常、ソルダーレジストを露光するためのフィルムと基板は密着しており、この限りにおいては上記のような不良は発生しませんが、基板とフィルムの間に若干の浮きがあった場合、完全に遮光することができずに光が漏れてしまい、部品穴が小さくなってしまいます。
露光設備をCCDカメラによる自動位置合わせ機へ変更し生産する事が有効な対策です。設備はCCDカメラにより貼り合せ作業のミス(浮き)が万が一発生した場合でも若干のズレが検出可能であり、再発防止対策とすることができます。
【事例035】部品穴にレジストが垂れ込んでいる