基板FAQ ~なんかへんだぞこの基板~
- 図のようにフレキ基板において一部の補強板が長いものが使われてしまっている。
フレキシブル基板については写真のような補強板を利用することが多いです。本基板は両端に異なった長さの補強板を利用する基板でした。事象は、異なった部分に補強板を浸けてしまったことが原因です。
補強板の貼り付けは人的な作業であることが多く、ヒューマンエラーのリスクが存在しています。間違えないように印をつけること、さらには作業標準を明確にして訓練することが必要です。一方でリスクが存在する以上検査工程でかならず不良をとめるように徹底することが重要です。補強板のサイズ違いがあれば、ほかのものと必ず外形が異なったものになるはずで検出も容易です。補強板間違えのリスクを検査員に認識させることが必要です。
【事例048】補強板の長さがおかしい